こんにちは。あおい(@megane_mgr)です。
仕事をしていると意見が対立することがありますよね。
『A社とB社、どちらの商品・サービスを利用するべきか』とか『昔からの方法や考え方にとらわれているベテランVS効率化を進めたい若手』とか。
こういう意見の対立が起きたときに、自分の意見を通せる人というのは、その意見の正しさを数字で語れる人です。
この記事では東証一部上場偉業で管理職を務める筆者が、数字で語ることの重要性と数字で語れる人になる訓練方法をご紹介します。
この記事を読めば数字で語れるようになり、自分の意見を採用してもらいやすくなりますよ!
ビジネスマンは数字で語ることが重要
ビジネスの場では複数の意見をもとに一つの選択肢を選ぶというシーンはとても多いです。
そんなとき、自分の意見を採用してもらうためには、他の意見よりも自分の意見が正しいということを証明しなければなりません。
そのためには、根拠となる数字を用いて説明する=数字で語ることが大切です。
数字で語ることは、ビジネスではとても基本的かつ重要なことです。常に意識して発言・行動するように習慣づけましょう。
反対に、最も避けなければならないのは感情論で言い争うことです。
「なんとなくこっちの方がよさそう」とか「そっちの方がめんどくさそう」とか、感情的・感覚的な議論ではいい結論にたどり着けません。
なぜ数字で語るべきなのか?を次の章でご説明します!
感情論ではなく数字で語ることが重要な理由
例えば、営業ツールを導入する際に『A社・B社のサービスのどちらを採用するか』という議論があるとします。
ここで、「A社の方が使いやすそう」みたいな感情的・感覚的な軸で議論するのはNGです。
そういった感情とか感覚的なものは全員に共通する”ものさし”がないからです。
議論のゴールは全員にとって納得感のある答えを導き出すことです。
なので、感情的・感覚的な軸で議論をすることは避けて、みんなで共通の”ものさし”がある数字で議論することが重要なのです。
全員から「なるほどね!」がもらえるのがいい結論だということを覚えておきましょう。
数字で語れる人になる訓練をしよう
数字で語れる人になるためには、統計学とかExcelの使い方とか専門的な知識も必要です。
ですが、そういった専門知識は専門家に任せるとして、この記事では基礎の基礎として数字の捉え方を知ることから始めましょう。
統計学とかExcel関連のおススメ書籍は記事の最後にリンクを貼っておきますので参考にしてください!
まずは、とても重要な考えとして数字というものは複数の数字を比較することで初めて意味を持つということを知っておきましょう。
数字は複数の数字を比較することで意味を持つ
つまり、数字で語るのが上手になるためには、数字の比較が上手になることが必要です。
数字を比較するうえでは以下の3点に注目して数字を見るように、日ごろから訓練していくことをおススメします。
- どの数字に違いがあるか(≒どの数字は同じか)
- どんな傾向があるか
- どんな規則性があるか
どの数字に違いがあるか(≒どの数字は同じか)
いろんな数字がある中で、ほとんどのものは同じだけど、この数字だけは違いがある。こういう時はその数字には大きな意味があるはずです。
なぜ違うのか(もしくはなぜ同じなのか)を考えることで数字への理解を深めましょう。
どんな傾向があるか
これは時間軸とのかけ合わせになることが多いですが、増えているor減っているというような傾向がないかを見てみましょう。
さらに、具体的にどのくらい増減しているのか(増減率)、どの時期からその傾向が強くなっているかにも注目するとよいでしょう。
どんな規則性があるか
「こういう条件の時にこの数字は増えやすい」とか「この数字が大きくなるとこっちの数字は小さくなる」とか、こういった規則性がないかを確かめてみましょう。
こういう規則性には「一般的にこういうときはこうなる」という普遍性があります。その一般的な感覚を身につけているだけでもビジネスパーソンとして価値があると言えるでしょう。
身の回りにも数字はたくさんあるはずです。日ごろから複数の数字を比較することを意識してみましょう。
数字で語れる人になるためにもっと学ぼう
数字で語ることの大切さをもっと学びたいなという人のためにおススメの動画や書籍をまとめておきます。
本で学ぶ
①数字で語ることの大切さを学びたい人へ
②統計学の入門編として
③Excelの基礎から応用まで幅広くカバー
④Excelの表の見せ方に役立つ一冊
YouTubeで学ぶ
⑤”数字に強い”の定義が学びになる(ハック大学さん)
⑥数字に弱い人の特徴に当てはまったら要注意(サラタメさん)
⑦Excel基礎から応用までの超大作。③の書籍の元チャンネル。(ユースフルさん)
最後までお読みいただきありがとうございました。
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