マネジメント

【いい目標の立て方を身に着けよう】目標設定の5大原則『SMART』

こんにちは。あおい(@megane_mgr)です。

有名なスポーツ選手や会社経営者は目標を追いかけることで成功を掴んだ、というような話は聞いたことがありますよね?

仕事でも趣味でも目標があるのとないのでは成果が大きく違うと言われています。

少しでもいい成果をあげたいのであれば、一年の始まりや新年度の始まりなどの節目には、目標を設定することをおススメします。

でも、いい目標の設定方法なんて学校でも教えてもらわないので困ってしまいますよね。

あおい

ということで、いい目標とはどうやって立てればいいのか?を解説します!

こんな方におススメ

・目標を決めろと言われたけどどうやって立てたらいいかわからない…
・もっと成長して高い成果を出せるようになりたい!
・組織の成績を高める目標を掲げたい!

《目標ってなんで決めるの?という方はこちら》
【新年度を迎える前に】目標を設定する意味について考える

いい目標とは成果を高めるために必要不可欠

目標を設定することはモチベーションの向上につながります。

難しい目標を設定すれば、実現した時の達成感や充実感がとても大きなものになります。反対に、簡単な目標を達成したところで、達成感は得られないでしょう。

また、組織・チームで共通の目標を持つことで、さらに高い成果を得ることができるようになります。

じゃあみんなで「世界№1を目指す!」という目標を掲げればいいのかというと、そうではありません。

より良い成果につながると言われている目標設定の5大原則を紹介します。

SMARTの法則

適切な目標を設定する(達成基準を設定する)ための5大原則はSMARTの法則と呼ばれています。

目標を設定するうえで意識すべき5つのポイントの頭文字をとってそう呼ばれています。

あおい

少しでも親しみが沸くように野球を例に挙げて解説していきます!

Specific ~具体的である~

1つ目は『Specific』です。

目標を達成するためには、わかりやすい具体的な行動を設定することが大切です。

「○○を意識する」とか「○○の改善」ではなく、どのような行動をとるかを設定しましょう。

〇:投手として1軍に入る
×:ピッチャーとして成長する

Measurable ~計測可能である~

2つ目は『Measurable』です。

第三者が見ても、『達成できたか/達成できてないか』がわかるような計測できる目標や行動計画が大切です。

数字を使って表現できるとよりわかりやすいですよ。

〇:毎日30球投げ込みをする
×:今までよりもピッチング練習をがんばる

Achievable ~達成可能である~

3つめは『Achievable』です。

目標は高い方が良いとも言われますが、高すぎる目標はモチベーションが維持しにくいものです。

チャレンジングでありながらも達成可能な水準で設定しましょう。

〇:球速を120キロから130キロに上げる
×:球速を120キロから170キロに上げる

Relevant ~関連性がある~

4つめは『Relevant』です。

所属する上位組織の目標と関連性があり、相互にいい影響を与えるようなものが好ましいです。

組織の目指す方向性と同じ方向性で目標を設定しようということです。

〇:チーム『繋ぐバッティング』&自分『ミート力・走力強化』
×:チーム『繋ぐバッティング』&自分『ホームラン量産を目指す』

Time-bound ~期限が明確である~

最後の5つめは『Time-bound』です。(Time-basedとも言います。)

いつまでに目標を達成するのか、期限も一緒に設定することが大切です。

行動計画にも期限を設定することで、達成がさらに確実なものになります。

〇:2か月で球速2キロUP/半年で球速5キロUP
×:球速5キロUP

まとめ

今回の記事では目標設定の5大原則SMARTの法則について学びました。

SMARTの法則

S ーSpecific 具体的である
M ーMeasurable 計測可能である
A ーAchievable 達成可能である
R ーRelevant 関連性がある
T ーTime-bound(Time-based) 期限が明確である

これらの5つの要素を兼ね備えた目標がいい目標と言えます。

いい目標を立てることができればモチベーションが高まります。そして、努力を促し、成果の最大化につながるのです。

あおい

目標を立てて満足してしまうことが無いように、定期的に見直す機会をつくるのがおススメです!

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

にほんブログ村 経営ブログ マネジメントへ