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【本質的な働き方改革】ワークライフマネジメントという考え方【ワークライフバランスとの違い】

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こんにちは。あおい(@megane_mgr)です。

私は東証プライム上場企業で営業チームのマネジメントをしています。

大きな企業で働いているといろんなビジネスパーソンと関わる機会がありますが、主体的に仕事に取り組める人の価値が高まっていることを強く感じます。

今回の記事では、あなたの主体性をさらに高めるためのワークライフマネジメントという考え方を紹介します。

よく耳にするワークライフバランスとの違いも説明しますので、より深くご理解いただけるはずです。

組織を管理している人であればなおさら、多様な価値観があることを知っておいて損はないでしょう。

あおい

まずはワークライフバランスから説明しますが「そんなの知ってる!」って人はこの段落まで飛ばしちゃってOK!

ワークライフバランスとは

ワークライフバランスとは

ワークライフバランスは企業が主体の取り組み

みなさんはワークライフバランスという言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。

ワーク(=仕事)とライフ(=プライベート)をバランス(=調和)させる、つまり、どちらも同じように充実させるという意味合いの言葉です。

働き方改革が進められる中でよく聞くようになった言葉ですね。

長時間労働が当たり前になっている日本の企業に対して、仕事の時間を短くしようという時間的なニュアンスで捉えている人が多いと思います。

ただ、私はこのワークライフバランスという言葉に違和感を感じていました。勤務時間を減らすことがほんとうに社員の人生の豊かさにつながるのか、と。

個人によって異なるちょうどいい働き方

私は入社から5年ほどは仕事こそが人生の生きがいでした。ワークとライフの時間的なバランスでいえば8:2くらいがちょうどいいと思っていました。

若いうちに圧倒的な成果を出すべきと考えていた私は、技術的に未熟な若手のうちは行動量(≒労働時間)でカバーしよう、と考えていたのです。

いや、正直に言うと今でも家族より仕事を優先したいときもあるくらい仕事バカなのです。私にとってワークとライフのバランスが5:5では理想の働き方とは言えないのです。

ワークライフマネジメントとは

ワークライフマネジメントとは

ワークライフマネジメントとの出会い

そんな私が出会ったのがワークライフマネジメントという言葉でした。

私がこの言葉を初めて目にしたのは佐々木常夫さんの書籍『働く君に贈る25の言葉』の中だったと記憶しています。

ワークライフバランスは企業が主体の労働時間短縮を目指す言葉なのに対して、ワークライフマネジメントは労働者が主体的に働き方を調整する言葉と捉えています。

あおい

最も大きな違いとして認識してほしいのは、マネジメントという言葉には労働者側の主体性が含まれている点です。

ワークライフマネジメントの具体例

では、ワークライフマネジメントが具体的にどんな取り組みなのかをご説明します。

長期的な時間軸では『独身のうちはバリバリ仕事して、家族ができたら家族と過ごす時間を大切にしよう』とか、

短期的な時間軸では『今日は残業してでも仕事を進めて、明日は仕事後のフットサルにエネルギーを使おう』というような考え方です。

労働者自身が目的意識をもって時間の使い方やエネルギーのかけ方を主体的に調整することがワークライフマネジメントという考え方です。

あおい

こんなふうに人生を豊かにするためにマネジメントすることこそが本当の働き方改革だと思いませんか?

あとがき 働き方の多様性は今後さらに加速する

これまでは多くの企業で画一的な働き方が導入されていました。出社時間と退社時間が決められており、その時間の中で成果を出しましょうという働き方ですね。

しかし、コロナの流行により出社時間をずらすフレックスという働き方や、出社しないリモートワークなどが一気に導入されました。

『働き方にもいろいろなカタチがあっていい』という風潮になってきています。

皆さんの職場にもワークとライフをマネジメントする=主体的に調整することを推奨する価値観が導入される日も近いのではないでしょうか。

また、あなたがマネジメント職ならば、ワークライフマネジメントという考え方をあなたの組織にも浸透させ、より生産性の高い組織を作っていきましょう。

【参考記事】
>>【強い組織をつくる】理念・価値観を浸透させる3ステップ

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

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