こんにちは。あおい(@megane_mgr)です。
今回の記事はオンライン面接で”あなたの印象をよくする方法”について記事にしてみました。
コロナ禍によってオンライン面接に臨む就活生さんも多いのではないかと思います。
私も20名ほどの学生さんとオンラインで面接をさせていただきました。
その経験で気づいた自分をより良く”魅せる”ためのポイントを3つご紹介します。
これから就活を始める方やオンライン面接が苦手な就活生や地方在住の就活生のために書きました!
あなたの選考通過のお役に立てれば嬉しいです。
オンライン面接の導入実績について
10月に入り、私の会社では21年度の新入社員の入社式が執り行われました。
今年はコロナ禍ということもあり、全国5か所をライブ中継しながら実施したそうです。
人事部で採用を担当している同期によると採用過程もオンラインでの実施が多く、中にはすべての選考をオンラインで終えた学生さんもいるそうです。
採用チームも直接会ったことがない学生を採用することに不安を感じていたようです。
エン転職のアンケートによると、回答した935社のうち26%の企業がオンライン面接を実施したとのことです。
さらに、実施した企業のうち7割が今後も継続したいと考えているようです。
導入理由の1位はやはり「新型コロナウィルス感染拡大を受けて」とのことですが、注目は2位の理由「遠方に住む応募者に対応するため」です。
コロナはただのきっかけに過ぎなかったということでしょう。
これまでは地方に住む就活生(私もそうでした)は、東京や大阪などの大都市に行かないと選考を受けることができませんでした。
移動の時間や交通費などの大きなコストをかけて選考を受けたものの、不採用ならすべて水の泡という学生にとっては負担が大きい状態でした。
企業によっては学生の交通費を負担している企業もありましたが、地方在住者の方が採用コストが大きくなるため、積極的ではなかったように思います。
しかし、オンライン面接は企業と学生の双方のコストを大幅に削減することができるため、業界によっては導入が進んでいくと予想されます。
そこで、(特に地方に住む)就活生のみなさんに、企業側の立場からオンライン面接で印象をよくするための3つのポイントをお伝えします。
1.照明はできる限り明るくする
まず1つ目はオンライン面接をする環境についてです。
オンライン面接を受ける場合は、できる限り照明を明るくして実施してください。
多くの学生さんは自宅でオンライン面接を受けると思いますが、暗い部屋だと顔色も暗く見えるため印象が悪くなってしまいます。
スタンドライトなどが部屋にあれば、顔回りが明るく見えるように工夫することを強くおススメします。
テレビのバラエティ番組や歌番組でも女優さんや女性アーティストにはライトが当たっているのを気づいたことはないでしょうか。
まさにそれと同じ原理ですが、顔を明るく見せることで健康的で明るい印象を与えることができるのです。
オンライン面接の場合はテレビと違って画像の解像度も低いと思いますので、見た目の印象には特に注意して臨んでください。
ちなみに、もし部屋に自然光が入るようであれば、斜め前から自然光が当たるように調整してみてください。
自然光の方が照明よりも均一に光が当たりますし、斜め前から当たると顔に立体感が生まれます。
あなたの表情がよりいきいきと伝わりやすくなりますよ(^^)
2.モニターは目線より下ではなく真正面に設置する
オンライン面接に参加するときに、あなたなら何のデバイスを使って受けますか?
デスクトップPCやノートPCやスマホでも参加が可能だと思います。むしろ学生さんの場合だとスマホで参加する人も多いかもしれませんね。
2つ目の重要ポイントはモニターの設置場所についてです。
モニターの設置場所はあなたの目線より下ではなく、顔の真正面の高さに設置しましょう。
デスクトップPCであれば、人事の担当者が映るモニターはあなたの目線と同じくらいの高さになるのではないでしょうか。
その場合は問題ありません。自信をもって明るく元気よく面接に臨んでください。
ただし、ノートPCを使用する場合は、机に置いてカメラを起動するとあなたの顔よりも20センチほど低い位置になるのではないでしょうか。
つまり、やや下を向いてオンライン面接を受けることになると思います。
何が問題かというと、わずかでも下を向いた状態だと天井の照明からの光で顔に影が入り、表情が暗く見えてしまうのです。
さらに、下を向いた状態だとアゴまわりがすっきり見えないので野暮ったい印象になってしまいます。
顔の正面の高さにモニターがあれば顔回りも明るくすっきり見えるため爽やかな印象を与えることができます。
些細なことかもしれませんが、少しでも印象をよくするための工夫が選ばれる理由になるのです。
ノートPCやスマホでオンライン面接を受ける場合は、雑誌を重ねるなど身の回りの物で高さを出して、その上に設置するようにしましょう。
くれぐれも途中で落下したりしないよう、安定した状態にすることにもお気を付けくださいね。
3.リアクションはいつもよりも大きめに、ゆっくりとする
オンライン面接で大きな障害になりえるのは”ネット環境”です。
3つ目のポイントはリアクションはいつもよりも大きめに、ゆっくりとすることです。
オンライン面接の場合、ネット環境によっては通信速度の問題で動きがカクカクとすることがありますよね?
なので、早くて小刻みなリアクションだと面接官に届いていない可能性があります。
採用する企業側が知りたいのは、動きや反応などからわかるあなたの人柄です。
いわゆる傾聴スキルと呼ばれる「あいづち」や「目の動き」や「メモを取る」などの動きを細かく見ているのです。
せっかく傾聴スキルがある人でも、面接官に見てもらえなければ意味がありません。
大きくゆっくりとした反応をすることで、通信速度などのネット環境に左右されずに面接官に傾聴スキルをアピールしましょう。
まとめ
オンライン面接であなたの印象をよくする3つのポイントをおさらいします。
- 照明はできる限り明るくする
- モニターは目線より下ではなく真正面に設置する
- リアクションはいつもよりも大きめに、ゆっくりとする
これらはあくまでも印象をよくするための”小手先のテクニック”です。
企業から望まれる人材・人財になるために大切なのは、『人間力を磨いて、魅力的な人間になること』であることを忘れないでください。
長くなりましたが最後までお読みいただきありがとうございます。
少しでも誰かのお役に立てば幸いです。あなたにとって有意義な就職活動ができることをお祈りしています。