こんにちは。あおい(@megane_mgr)です。
先日、新入社員Yくんからこんな相談を受けました。
H先輩のような人に憧れるのですが、自分に何が足りないかわからないんですよねー。どうしたらH先輩みたいになれるんでしょうか。
身近な先輩であるH先輩を目標にして仕事に取り組むという姿勢は素晴らしいですね。
この記事は『目標とする人がいるけど、どうすればその人みたいになれるかわからない』という悩みを持っている方へのアドバイスです。
一部上場企業で管理職を務める筆者が、憧れの先輩のようになるためにまず最初にするべきことをお伝えします。
この記事を読んで、あなたも”憧れのあの人”に近づく第一歩を踏み出しましょう!
憧れるポイントをできるだけたくさん言葉にする
まず、Yくんに対してアドバイスしたのは、H先輩のどんなところに憧れているかを言葉にすることでした。
H先輩のどんなところに憧れてるの?
YくんにとってH先輩がどんな人に見えてるのか教えてよ。
スーツ姿がカッコイイですよねー!憧れます!
なるほどね!かっこいいよね!他にも何かある?
こんなやり取りをしながらどんなところに憧れているかを言葉にしてもらいました。
言葉にすることで自分の頭の整理にもなるので必ずやってみましょう。
あとでまとめていくので、このステップではできる限りたくさん出しておくのがおススメです。
自分一人でやる場合は紙に書き出してみましょう!
憧れる人が”どんな人か”を端的にまとめる
いろいろ出てきたけど、その中でも一番憧れる要素は最初に出てきた『スーツ姿がカッコいい』なのかな?
いやー、よくよく考えると違う気がします。スーツじゃなくてもH先輩はカッコイイです(笑)
H先輩のことを知らない人に「H先輩は○○な人だよ!」って手短に紹介するとしたらどんな人って紹介する?
『いつも明るくて前向きで、仕事している姿がカッコイイ人』がしっくりくるかもですね~。
こうやってシンプルな一言、二言でまとめることが大事です。
他人に誰かを紹介するときに「H先輩はこんなときに○○してくれて、しかもこんな時には■■してくれて~」って10分喋り倒す人はいないでしょう(笑)
短くまとめることで、自分が特にどんなところに憧れているのかをしっかり考えることになるので、自分の価値観を確かめることができるようになります。
短くまとめることで本当に大切なことがわかる!
まとめ~憧れの人になるために最初にすること~
この記事では憧れの人に近づけるように、自分がどんなところに憧れているのか=どこを目指しているのかを明確にすることの大切さをご紹介しました。
- 憧れるポイントをできるだけたくさん言葉にする
- 他人に説明できるように”どんな人か”を端的にまとめる
まずは、要素をたくさん出してみる。(=広げる)
そして、しっかりと自分の言葉にまとめる。(=深める)
こうやって、一度大きく考えてみて、その後でまとめていく、という広げる⇒深めるという考え方は思考法としていろんな場面で応用が利きます。
仕事で役立つ思考法を学びたい方は柿内尚文さんの著書『パン屋ではおにぎりを売れ』がおススメですよ!
「なんとなく憧れる」「なんとなく好き」という状態と、他人に端的に説明できる状態は全く違います。
なんとなく憧れてるという状態は「北に向かう」というぼんやりとした方向性しかなく、他人に説明できる状態は「北海道の稚内に行く」というようにゴールが明確な状態です。
もちろん北を目指していればいずれは稚内にたどり着けるとは思いますが、そこにたどり着くためにかかる時間が圧倒的に違います。
目的地が明確になったところで、次にあなたがすべきことは自分の現状を把握することです。
さっそく次の記事(準備中)を読んで憧れのあの人に近づけるように頑張りましょう!