こんにちは。あおい(@megane_mgr)です。
ビジネスで成功するためにはIQの高い人よりもEQの高い人だと言われているのをご存じですか?
IQは聞いたことあるけど、EQってなんだろう?
東証一部上場企業でマネージャーを7年務める筆者がそんな疑問にお答え!成功のカギとなるEQについてご説明します。
この記事を読んでいただければEQの大切さやEQを高める方法を学んでいただけます!
3分くらいで読める記事です!ぜひ最後まで読んでみてね♪
EQとは心の知能指数
EQとは心(および感情)の知能指数と呼ばれています。
1990年にイエール大学のピーター・サロベイ博士とニューハンプシャー大学のジョン・メイヤー博士がその概念と理論を発表しました。
論文ではEQのことを「望ましい行動や意思決定のために、感情と思考を効果的に組み合わせる能力」と定義しています。
ふたりのEQ研究のきっかけは「なぜ政治家になるような賢い人がスキャンダルなど愚かな行動をとるのか?」という疑問から始まったというのが面白いですね。
人の行動は論理的な思考だけでなく、感情をもとに決められると言われています。
EQとは、怒りや不安を鎮めたり、自分の心をコントロールし発言や行動を制御する能力のことだと覚えておきましょう。
現在ではEQの研究も進み、EQを高めることで、多くの人と楽しく、より健全な人間関係を築き、豊かで充実した人生を歩むことができることがわかっています。
EQとIQの違いは何?
EQは英語ではEmotional Intelligence Quotient(=Emotional IQ)と表記します。
感情的なIQという書き方をするんですね!シンプル!
IQとは頭の良さ、知能の高さを表現するものです。知能指数という日本語で表現されます。
すでにIQという言葉が一般的なものになっていたので、EmotionalなIQということで定義したそうです。
テレビで「東大主席!IQ170の天才!」みたいな煽り文句を見たことがありますよね。テストで高得点が取れる人はIQが高い人ということです。
日本語的にさらにシンプルにIQとEQの違いを表現するのであれば、
IQは知能・EQは知性
という感じでしょうか。
より具体的にイメージしてもらえるように、EQの高い人と低い人でどんな特徴があるか、いくつか例でご紹介します。
- EQが高い人は怒りの感情もある程度コントロールすることができますが、低い人は感情的になって人間関係を悪化させるような発言・行動をとってしまう。
- EQが高い人は自分のミスを素直に認め自分を変えるように改善できますが、低い人はミスを認めず言い訳をしたり、隠してしまおうとする。
- EQが高い人は違いや変化に柔軟に対応できるが、低い人は思い込みが激しく、自分の考え方を押し通そうとする。
どの職場にもEQの低い人に思い当たる人がいるんじゃないでしょうか(笑)
EQを高める方法は?
EQが高い人というのは、部下から信頼されている上司のように『この人と一緒に働きたい』と思ってもらえるような人のことかなぁと感じます。
ということで、EQを高めるためにはどんなことをすればいいのか、簡単にご紹介したいと思います。
人材コンサルタントの三浦将さんが書かれた『心の知能指数を高める習慣』という本に、EQを高める4つのステップが紹介されています。
- 自己理解
- 感情管理
- 共感力
- 人間関係管理
最初の2つのステップでは自分自身のコントロールをすることが大事です。
自分自身が何が好きか/嫌いかとか、どんな時に嬉しいのか/イラっとするのか。そういった自分自身の特性を理解して、その感情をポジティブに利用していきましょう。
そして、自分を理解・制御できるようになったうえで、他者を理解する共感力を磨いていくというステップです。
共感力というのは相手の話を全身で聴き(=傾聴)、相手の感情を読み取ることができる力のことです。
相手の話をしっかり聴きながら、ちょっとした目の動きや表情の変化からも「きっとこの人はこう感じてるだろうなぁ」と想像するトレーニングをしていきましょう。
共感力のベースになる傾聴力についての記事も書いているのでよかったら読んでみてください!
まとめ
- EQとは心の知能指数(Emotional Intelligence Quotient)
- EQが高い人は自分の心をコントロールし発言や行動を制御できる人
- EQを高めるには自己理解をし、共感力を磨こう
どれだけIQが高くてもいずれはAIにとって代わられてしまうかもしれません。しかし、EQというのはAIには簡単にマネできないものです。
ぜひEQの高い人を目指して一緒に成長していきましょう♪
最後までお読みいただいてありがとうございました。