こんにちは。あおい(@megane_mgr)です。
優秀なマネージャーになるために、どんなマネージャーになりたいかという目標を設定します。
私の思考の過程を文章にすることで、あるべき姿を考えるためのヒントになれば幸いです。
これからマネージャーになる方や新任マネージャーの方は一緒に自分のことを考えてみましょう。
前回までのあらすじ
≪前記事≫【自己成長の第一歩!理想像を明確に】どんなマネージャーになりたいか
マネージャーになって2か月ほどが経ち、少しずつ環境には慣れていったものの、チームの成績は思うように伸びませんでした。
どうすれば結果を出すことができるのか、壁にぶつかった私を上司(T課長)が飲みに連れて行ってくれました。
その際にT課長から「どんなマネージャーになりたいか」を考えることが大切だと教わりました。そして、そのための3つのステップ
- 仕事に関して自分らしさや自分にしかない強みを自覚しよう
- 「この人と一緒に働きたい」と思った人はどんな人か考えよう
- 周りからどんな上司と評価されたいか具体的な言葉でイメージしよう
を踏まえて理想の上司像を考えていきたいと思います。
今回は最初のステップとして
仕事に関して自分らしさや自分にしかない強みを自覚しよう
という観点から取り組んでいきたいと思います。
自分のことを考える
T課長からのアドバイスの中でも一番頭を悩ませたのがこの質問でした。
「仕事におけるメガネ君の強みや自分らしさは何?」
すぐに答えは出てきませんでした。
学生時代はクラスで目立つ方ではなく、友達も片手で数えられるくらいしかいない私は自分のことを好きではありませんでした。
強みがあるとしたら『算数・理科が得意だ』という、今の仕事にはあまり関係のないことしか思い浮かびませんでした。
ここでわたしは、こんな役に立たないことを考えても仕方ないのでは?と少し投げやりな気持ちに、、、。
現状把握の重要性
しかし、T課長曰く、「目標設定においては現実の姿を正しく把握することが大切」だそうです。
現実の自分からイメージできないような高すぎる目標は実現することが難しく、モチベーションを維持できずに途中であきらめてしまう可能性が高いからです。
また、低すぎる目標は簡単に達成できてしまうため、成長のための目標設定としては不適切です。
(成功体験を積むためならOK!)
このことはとても当たり前のことなのですが、マネージャーになってからは自分のことよりもチームのことばかりに目を向けがちでした。
適切な目標を設定するために、私はじっくり自分のことを振り返る時間をとりました。
”強み”と”自分らしさ”
自分の強みと自分らしさって何だろう・・・
まず最初に思い浮かんだのは『頭の回転が早い』というものでした。
学生時代はいい大学に入ることが親孝行だと思っていたので、勉強ばかりしていました。
おかげさまで脳みそをフル回転させることは慣れており、強みの一つだと考えました。
他にもいろいろと考えてみると、何とかひねり出すことができました。
- 計算が早い
- 体力よりも知力を使う仕事が得意
- 物覚えが早い
- まじめそう/誠実そうに見える
根暗な自己評価低い系男子は、たった4つほどを挙げたあたりで答えに詰まっていました。
そんなときにもT課長は優しく導いてくれるのです。
視野を広げたらもっとたくさん見つかると思うよ。
他の人よりも優れていること(=強み)ばかりではなく、他の人にはない珍しさ(=自分らしさ)という観点でも考えてごらん。
余談ですが「考えてごらん」なんて言葉をさらっと使えるのはイケメンだけだと思いました。
自分らしさを大切にする
元リクルートで教育改革実践家でもある藤原和博さんのセミナーにも参加したのですが、人とは違う経歴などの希少さはこれからの社会を生き抜くうえで非常に重要になってきます。
強みではなく珍しさであればいくつか挙げられそうだなと気が軽くなった私。
- 理系出身である
- 男性である(女性中心の職場のため)
- ささやかですが営業成績で受賞歴がある
- メガネをかけている etc.
最後のは多少ふざけてますが、人それぞれでいくらでも考えられるのではないでしょうか。
自分という人間の現状を把握するために、自分らしさを表現する言葉を書き出してみましょう。
まとめ
適切な目標設定のためには今の自分を知ることが大切である。
そして、今の自分を把握するためには、強みだけでなく自分らしさ(=他の人との違い)という考え方も同じくらい大切です。
ちなみに、現状把握において自分の弱みを知ることはT課長から求められることがありませんでした。
何か意図があってのことなのかはわかりませんが、今後考える機会があるかもしれません。
最後までお読みいただきありがとうございました。