こんにちは。あおい(@megane_mgr)です。
最近の管理職・リーダー研修でよく聞くのが「叱り方がわからない」という悩みです。
とはいえ、叱り方がわからないからといって褒めるだけでは部下は正しく成長しません。
この記事では、本質的な叱ることの目的と叱ることの重要性を理解していただけます。
うわべだけの叱り方の台本を覚えるのではなく、叱ることが部下の成長のため、さらには業績を最大化させるために必要な行動であることを認識しましょう。
『叱る目的がわからない…』『叱っても気まずくなるだけでしょ…』
そんな方にぜひ読んでいただきたいです!
≪さっそく具体的な叱り方を知りたい方はこちら≫
>>【部下を叱るのが苦手なあなたへ】上手な叱り方の5つのコツ
最近の上司はなぜ叱れないのか?
多くの管理職・リーダーが叱ることに苦手意識を持っているのは以下のような理由がありそうです。
- 部下に嫌われたくない
- パワハラだと思われたくない
- 部下を傷つけてしまうのが心配
- 叱られた経験がなく、上手に叱れる自信がない
これらの心配をしている方はそもそも叱るときは大きな声で怒鳴るというイメージをされているのではないでしょうか。
それは絶対にしてはいけない誤解です。叱ることと怒ることは全く違う行為です。
「近頃の若者は根性がないからすぐ泣きやがる!」とかいう不満を持っている中年管理職の方、論外です。
叱ることの目的を正しく認識することで上記の心配は杞憂に終わります。風が吹けば飛んでゆくような些細な心配だと気付くことでしょう。
叱ることの目的は?
部下を褒めたり叱ったりすることは、いわゆるフィードバックと呼ばれるものです。
何らかの行動に対して褒めるもしくは叱るというアクションをすることで、どんな行動が自分に期待されているかを理解してもらう効果があります。
つまり、叱ることの目的はその行動はやってはいけないのだと認識させることです。
ちなみに、褒めることはその反対で、その行動が求められていると認識させる行為ですね。
ここまで聞くと当たり前のことに感じるかもしれませんが、大切なのは求められる行動を増やすための行為であるという点です。
部下の人格や価値観を変えるという目的ではなく、部下が選択する行動を変えるということが本質的な目的です。
その行動はやってはいけないのだと認識させるために叱ろう
あとがき~あおいのつぶやき~
叱ることの目的を理解したからと言っても、上手に叱れるようになるためには回数をこなすことが必要です。
私も相手を傷つけたくないし、嫌われたくなかったです。
最初は上手に叱ることができず、部下が口をきいてくれなくなったこともありました。
ちなみに、この時の原因は信頼関係が築けていなかったことでした。
たしかに、信頼してない人から叱られても、ただのダメ出しに感じてしまうので効果はないですよね。
解決のために、まずは相手の言葉に耳を傾け、地道に信頼関係を築くことから始めました。
≪信頼関係を築く方法はこちら≫
>>信頼される上司になるための傾聴力の高め方
でも、マネージャーになったばかりで上手に叱れない頃も、叱る時には本気で相手の成長になることを第一に考えていました。
叱る技術は未熟だったので、せめて成長させようという意欲だけは徹底的に固めました。
成果は技術と意欲のかけ算です。
足りない技術は想い・熱量でカバーしましょう!
最後までお読みいただきましてありがとうございました。